◆シャフリヤールが最先着で好仕上がりをアピール(10日・紺谷)

　札幌記念(20日・札幌、芝2000m)を予定しているシャフリヤール(牡5歳、栗東・藤原)が横山武を背に函館芝で3頭併せを行い、鋭い伸び脚で最先着した。5F64秒1-11秒5(強め)と時計も上々で、仕上がりの良さが目立っている。レースでの走りに注目にしたい。

◆初の千二もOK！ ママコチャ待望の重賞初Vへ(10日・安里)

　北九州記念(20日・小倉、芝1200m)を予定しているママコチャ(牝4歳、栗東・池江)。ソダシの全妹として注目を集めてきたが、前走が3馬身差の完勝でいよいよ重賞制覇が近づいている。「先週は掛かり気味でしたが、今週は折り合っていい追い切りができました。相変わらず動きはパワフルですよ。初の千二ですが、前進気勢の強いタイプで試してみたかった距離。もちろん楽しみにしています」と兼武助手も手応え十分。札幌を主戦場としている鮫島駿が遠征して騎乗する。

◆モズメイメイ5月以来でも動き機敏(10日・浜口)

　5月の葵S1着後、北九州記念(20日・小倉、芝1200m)に向けて調整されているモズメイメイ(牝3歳、栗東・音無)。この日、栗東坂路で4F50秒3-12秒4(一杯)を記録。手加減なくしっかりと負荷をかけられ、僚馬ウナギノボリ(4歳3勝クラス)に1馬身半ほどの先着。本来の機敏な動きができており、このひと追いでスイッチが入ってきそうな雰囲気だ。

◆伸び脚シャープ！ スマートリアン(10日・竹原)

　北九州記念(20日・小倉、芝1200m)に出走予定のスマートリアン(牝6歳、栗東・石橋)が、角田河を背に栗東CWで1週前追い切りを行い、4F52秒6-37秒2-11秒3(G前強め)をマークした。道中は軽快なフットワークで、直線に向くと一気にスパート。シャープな伸び脚が目を引いた。気配も引き続き良好で、好調をキープしている。

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提供：デイリースポーツ