小倉競馬が今週末から開幕するのに先立ち、野外イベント「てんじんＫＥＩＢＡ」が１０日、福岡市役所本庁舎西側ふれあい広場で開催。武豊騎手（５４）＝栗東・フリー＝が登壇し、お笑いタレントのカンニング竹山、超新塾のイーグル溝神、ブー藤原らと、約１２００人のファンを前にスペシャルトークライブを行った。

　話題は、２年前の小倉でデビューし、昨年のダービーを制したドウデュースに。初陣から手綱を取り続ける鞍上は「（当初から）普通じゃないなと思っていましたね」と回顧しつつ、「（ダービーの）２着がイクイノックスですからね」と現在は世界ランキング１位のライバルの名を上げ、それに劣らぬポテンシャルの高さを絶賛した。

　今後については「秋の天皇賞には間に合うみたいですね。そこからジャパンカップ、有馬記念に行きたいです」と希望を語り、イクイノックスと「可能であれば再戦したいです」と力強く宣言。会場を大いに盛り上げた。

提供：デイリースポーツ