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【関屋記念予想】19年連続で外枠が連対中!? さらに狙える「逃げ馬」「前走中京記念組」

  • 2023年08月13日(日) 07時35分
 開催は、今週から小倉競馬場が加わり「新潟・小倉・札幌」3場となる。

 昨年同様、真夏の熱暑状態には終わりが見えない上に、台風による影響も心配材料になる。馬券の検討材料がいろいろと交錯する難しい週末になりそうだ。

 重賞は日曜日にふたつ。新潟競馬場では、夏の芝マイルGIII戦・関屋記念(新潟・芝1600m)。小倉競馬場ではハンデGIII・小倉記念(小倉・芝2000m)が行われる。今週は関屋記念をピックアップ。過去10年データから傾向と馬券のヒントを導き出していこう。

1.1番人気馬は堅実な走りを見せているけど…?

 まずは、上位人気馬の成績からチェックしていこう。

 関屋記念の1番人気馬は、過去10年で3勝。成績は【3-2-3-2】で馬券圏内キープ率は80パーセントにも上る。夏の重賞のなかでも成績は抜群に良いといえるだろう。

 ちなみに2番人気馬は【1-0-1-8】と苦戦ぎみ。3番人気馬も【1-0-2-7】とこれも今ひとつの成績。成績が良いのは4番人気馬。過去10年で4勝、成績は【4-1-1-4】でかなり好走確率が高い。

 一方、2ケタ人気馬はあまり台頭することがなかったが、昨年12番人気のシュリが2着となっていた。今年もそんな人気薄馬の激走があるのだろうか。

2.圧倒的に7.8枠優勢のレース?

 次に枠順成績を見ていこう。

 なんといっても関屋記念は「外枠優勢」である。3年前に枠連8-8(18頭立て)、4年前にも枠連7-7(17頭立て)という「外枠ゾロ目決着」もあったが、それ以外の年も、この7枠・8枠どちらかが、過去19年間ずっと連対中なのだ。

 過去10年、8枠は3勝、2着3回。7枠は4勝で2着が2回という成績だ。昨年もこれは指摘したが、やはり7枠ウインカーネリアン(2番人気)が勝利。ジンクスは継続中だ。

 今年も7・8枠に入る馬には要注意となるだろう。

3.人気薄ならば逃げそうな馬を狙え?

 昨年、12番人気という人気薄ながら2着になったのはシュリ。それまでは後方からのレースで成績が出ていなかった同馬は、鞍上替わりで逃げを選択。スローペースも功を奏して2着になんとか粘って波乱を演じた。さらに一昨年も、逃げを選択したマイスタイル(10番人気)が、アタマ差の4着と惜しいレースをしていた。

 過去10年、関屋記念で逃げた馬は、大敗もあるものの、約半数の5頭が馬券圏内になっている。わりと逃げ残れるのがこの関屋記念なのである。

 だが問題はレースでどれが逃げるかの判断。今年はセルバーグロータスランドラインベックあたりが逃げることになるのだろうか…。

4.前走「中京記念組」は今年狙える?

 あとは前走ローテについて。

 過去10年では「前走中京記念組」が圧倒的に成績良し。過去10年中8回も「前走中京記念組」が連対しているのである。

 昨年は連対なかったが、それは「前走中京記念組」が出走していなかったため。今年は再び狙いのローテとなるはずだ。

(netkeiba編集部)

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