8月12日の小倉2R・2歳未勝利(芝1200メートル、8頭立て)は、1番人気の
ドナヴィーナス(牝、栗東・
庄野靖志厩舎、父
スワーヴリチャード)が逃げ切り、2戦目で初勝利を挙げた。勝ちタイムは1分8秒3(良)。
好発を決めてダッシュ良くハナに立った。前半600メートルは33秒1のハイペースで飛ばし、後続を3馬身ほど離して直線へ。開幕初日の絶好馬場で脚は最後まで鈍らず、2着の
ソルトロックに2馬身差をつけて押し切った。
川島信二騎手は「天性のスピードで走っている感じ。もう少し体を使えるようになって、走り方を覚えてほしいですね。(
スワーヴリチャードを管理していた)庄野先生の馬で勝てて良かったです」と、さらなる期待をかけた。
庄野調教師は、父
スワーヴリチャードを現役時代に管理。産駒での自身初勝利に「テンが速かったから、しまいまで持つかなと思ったけど、さすが。やっと本家が勝った。(産駒が)よく勝っているのに、うちだけ勝てへんかったから」と目を細めた。今後は、体調が整えば小倉2歳S・G3(9月3日、小倉・芝1200メートル)へ向かう。
スポーツ報知