札幌11Rの大雪ハンデキャップ(3歳以上3勝クラス・ダート1700m)は8番人気ライラボンド(小林勝太騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分45秒1(良)。半馬身差の2着に2番人気トップオブジェラス、さらに3馬身半差の3着に6番人気フームスムートが入った。

　ライラボンドは美浦・杉浦宏昭厩舎の4歳牡馬で、父キズナ、母ベガグレシヤス(母の父アドマイヤドン)。通算成績は25戦4勝。

レース後のコメント

1着　ライラボンド(小林勝太騎手)
「先行力を生かした競馬が理想でしたが、スタートが甘くなり、踏み遅れてしまいました。それでも能力があるのを信じていたので切り替えました。外々を回って馬には楽な勝ち方ではありませんでしたが、応えてくれた馬にとても感謝しています。

(メインレース初勝利について)
　杉浦調教師に乗せてもらって、なかなか結果を出せていませんでした。減量のないところで乗せてもらって勝てたことに感謝したいです。自信に繋げていきたいのと同時に、馬の力だけで勝たせてもらったこともあるので、反省するところは反省して、もっと良いレースをしたいです」

3着　フームスムート(丹内祐次騎手)
「安定して走ってくれています」

4着　クインズバジル(古川吉洋騎手)
「ハンデが軽かったですし、調子も良かったので勝負をしに行きましたが、もう少しでした。条件が整えばさらにやれると思います」

5着　ヴァーチャリティ(小沢大仁騎手)
「元々短距離を使っていてスピードがあります。揉まれ弱いと聞いていましたが、ペースが流れていて前後のプレッシャーがないなか、力が抜けて走れていました。ヨーイドンよりはしぶとく粘れる競馬が良いですし、最後は苦しくなりましたが、自分の競馬に持ち込めると良いですね」

ラジオNIKKEI