英国の
アスコット競馬場で8月12日、「ドバイデューティーフリー・シャーガーカップ」が行われ、参加した
横山和生騎手=美浦・フリー=は5戦(いずれも10頭立て)に騎乗し、初戦の芝1000メートル戦で1着となった。日本人騎手の勝利はシャーガーCで通算4勝を挙げている
武豊騎手に続く2人目。
海外に
カズオ・ヨコヤマの名前をとどろかせた。初戦のローグライトニングで見事に優勝。その後の4戦は7着、4着、4着、7着だったが、全てのレースでブックメーカーの人気を上回る着順で見せ場をつくった。横山和騎手の世界選抜チームは73ポイントで惜しくも2位。優勝は昨年秋の短期免許で来日したホリー・ドイル騎手(個人でも優勝)が活躍した女性騎手選抜チーム(78ポイント)だった。
横山和生騎手(個人成績4位)「シャーガーカップに選出されたことはとてもうれしく思いますし、まずは
アスコット競馬場をはじめとした関係者の皆さまに感謝いたします。第1戦で勝利することができた一方で、あと少しのところでチーム優勝を逃してしまい、正直なところ、もうひと押しができていればという気持ちもあります。世界の一流騎手とともにこの
アスコット競馬場の舞台で騎乗できたことは幸せでしたし、日本に戻った後もこの経験を生かして頑張りたいと思います」
スポーツ報知