昨年の
香港ヴァーズを制した
ウインマリリン(牝6、美浦・
手塚貴久厩舎)が、
札幌記念(3歳上・GII・芝2000m)で重賞5勝目を目指す。
ウインマリリンは
父スクリーンヒーロー、
母コスモチェーロ、母の父
フサイチペガサスの血統。3歳時に
フローラSで重賞初制覇を果たすと、続く
オークスで
デアリングタクトの2着に健闘。その後も4歳時に
日経賞と
オールカマーを制したが、GIではワンパンチ足りないレースが続いた。悲願のGI初制覇は9回目のチャレンジとなった昨年末の
香港ヴァーズ。
グローリーヴェイズや
ストーンエイジ、ブルームといった国内外の強豪を下して、見事に
ビッグタイトルを手にした。
その後、今年の始動戦となった
ドバイシーマクラシック(6着)を挟み、今回が昨年の
エリザベス女王杯(2着)以来、3戦ぶりに国内での競馬となる。牡馬の強豪を下して5つ目のタイトル獲得なるか。今後を占う走りに注目したい。