◆第59回
札幌記念・G2(8月20日、札幌・芝2000メートル)
昨年の覇者
ジャックドールも含め、好メンバーがそろった
札幌記念。どの馬からでも狙えそうな、まさに夏のスーパーG2にふさわしい。
プログノーシス(牡5歳、栗東・
中内田充正厩舎、
父ディープインパクト)は2走前の
金鯱賞で重賞初制覇。当時は直線一気に差し切る強い競馬で本格化を感じさせた。
前走の香港・クイーンエリザベス2世Cは少頭数でスローペースもあって、香港の強豪、
ロマンチックウォリアーの2着に完敗だった。ただ、初の海外遠征で一線級と互角にやれる手応えをつかめたのは大きい。
6日の1週前追い切りでは栗東・CWコースで84秒9―11秒4を馬なりでマークし、輸送を挟んで13日も函館のWコースで時計を軽く出しており、長距離輸送を挟んでも元気なのは何より。2つめの重賞タイトル獲得の可能性も十分にある。
スポーツ報知