「
札幌記念・G2」(20日、札幌)
うま屋が誇るデータ班が今週の重賞レースを徹底分析。果たして、北の大地を盛り上げる真夏の豪華G2で導き出された馬は?
ジャックドール、
シャフリヤールなどG1馬が参戦する中で、データから浮上したのは3月の
金鯱賞で重賞初Vを飾った
プログノーシスだ。粒ぞろいのメンバーにおいて、唯一の減点ゼロ。秋に向けて、飛躍の重賞2勝目をつかみ取る。
◇ ◇
▼傾向(過去10年)
超一流馬の出走もある夏の大一番。ここを
ステップに秋G1戦線で活躍する馬も多い。13年は函館で施行。
▼人気
1番人気〈0・4・3・3〉
2番人気〈5・1・0・4〉
3番人気〈2・0・0・8〉
4番人気〈0・1・3・6〉
5番人気〈2・0・1・7〉
勝ち馬9頭が5番人気以内も、1番人気はなぜか未勝利。
▼所属
美 浦〈5・1・4・49〉
栗 東〈5・9・6・66〉
▼
ステップ 函館記念〈3・2・2・32〉
安田記念〈2・2・1・4〉
オークス〈2・0・0・0〉
目黒記念〈1・1・0・7〉
大阪杯〈1・0・1・4〉
エプソム〈1・0・0・2〉
OP競走〈0・0・0・10〉
条件戦〈0・0・0・9〉
勝ち馬8頭が
函館記念か、G1から参戦。
▼前走内容
勝ち馬全頭が1桁着順かつ、負けても0秒9差以内だった。また、同8頭が4番人気以内に支持されていた。
▼性齢
3歳馬〈2・0・1・6〉
4歳馬〈4・0・3・27〉
5歳馬〈2・6・4・31〉
6歳馬〈2・2・1・24〉
7歳以上〈0・2・1・27〉
牝馬は〈3・1・4・20〉と上々の成績。7歳以上馬は減点。
▼重賞実績
牝馬の勝ち馬3頭全てにG1V実績あり。また、牡馬の勝ち馬7頭中4頭が芝二千の重賞勝ちがあった。
▼決め手
逃 げ〈2・1・0・7〉
先 行〈3・2・5・28〉
差 し〈4・4338〉
まくり・追込
〈1・3・2・41〉
勝ち馬8頭が前走の4角を5番手以降で通過していた。
▼注目馬
プログノーシスが唯一、全項目をクリア。悲願のG1制覇を目指す秋シーズンへ向けて、2つ目のタイトル奪取で弾みをつけたい。
福永助手「予定通りの調整で、変わりのない動きを見せています。小回り二千の条件でどういう競馬ができるかですが、この馬と相性のいい川田騎手が、上手にエスコートしてくれると期待しています」
〈1週前診断〉13日の函館Wで5F71秒9-12秒7(馬なり)。久々となるが、入厩後は十分に乗り込みを消化。力を発揮できる仕上がりだ。
提供:デイリースポーツ