「
北九州記念・G3」(20日、小倉)
今週も夏の小倉を森秀厩舎が熱くする。
小倉記念を
エヒトで制し、
北九州記念に
ジャスパークローネと
デュガの快速2頭をスタンバイ。脚質の全く異なる2頭で、2週連続の小倉重賞勝ちを狙う。
ジャスパークローネは、前走の
CBC賞を7番人気の低評価を覆して逃げ切り勝ち。好走すればサ
マースプリントシリーズ制覇に近付く一戦を前に、17日は栗東坂路で4F52秒8-37秒7-11秒7をマーク。馬なり単走ながら抜群の脚さばきで駆け上がった。
高野助手は「仕上がっているので調整程度でしたが、いい動きでした。馬体の張りも良く、前走以上かも」と好感触。全5勝が逃げ切りで同型の存在が鍵だが、「スタートは速いし、今の小倉なら多少ペースが速くなっても」と、今回も自分の競馬に徹する構えだ。
豪快な末脚で2、3勝クラスを連勝中の僚馬
デュガも、栗東坂路を単走で楽々と4F51秒9-36秒7-12秒2を計時。同助手は「
バランスが良くなり、前走よりも格段にいい状態。能力は重賞でも」と期待大だ。勢いに乗る森秀厩舎が、盤石の布陣で今週も小倉の主役に躍り出る。
提供:デイリースポーツ