前代未聞の珍事だ。19日の新潟3R新馬戦(ダート1800メートル)に出走を予定していた
エンブレムボム(牡2歳、栗東・森秀)が、発走39分前の10時36分に競走除外に。JRAでは〈事故のため〉としたが、装鞍所入所時に馬の取り違えが判明した。
なお、現時点で取り違えに至った経緯は分かっていない。
なお、
地方競馬では今年3月15日の名古屋7Rにおいて、
ナムラリュウグウと、
マイネルハレオが、ゼッケンを取り違えてパドックを周回していたことが、当日のパドック解説者の指摘で判明したケースがある(その後、正しいゼッケンを着用して入場)。
また、海外では2020年10月9日、フィリーズマイル・G1(英ニューマーケット競馬場)で、のちのカルティエ賞最優秀3歳牝馬となるスノーフォールと、同じ厩舎の
マザーアースのゼッケンを間違え、そのまま両馬が出走してしまったことがあった(後日、
マザーアース3着、スノーフォール8着で確定)。
提供:デイリースポーツ