札幌11Rの
札幌記念(3歳上・GII・芝2000m)は
ヒシイグアス(牡7、美浦・
堀宣行厩舎)で好配当を狙う。
GI未勝利ながら現役屈指の強豪だ。これまで
中山記念を2勝するなど重賞3勝。GIでは5戦して2回ある2着が最高だが、ここでも地力は引けを取らない。気になるのは4年ぶりに掲示板を外した前走の
大阪杯(7着)だが、結果的に1分57秒台の超高速決着は合わなかった印象。舞台が替われば、当時の勝ち馬
ジャックドールとの差は確実に詰まるだろう。
これまで芝2000mでは[3-1-0-3]だが、着外3戦の勝ち時計は全て1分57〜58秒台。それ以外の4戦では一度も連対を外していない。その点、
札幌記念は近10年で最速の勝ち時計が15年の1分59秒0だから、この馬が苦手な高速決着になることは考えづらい。
父が
ハーツクライ、母の父が
バーンスタイン(
Bernstein)という血統構成から見ても、時計のかかる洋芝はプラス。強豪揃いの今回は配当妙味も見込めるので、強気に勝負したい。