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ダート重賞勝ち馬の仔アグラードなど 秋以降の飛躍に向けどの馬が勝ち上がるか/関東馬メイクデビュー情報

  • 2023年08月21日(月) 18時00分
 夏競馬も残すところ、あと2週。今週の新潟は土日で計4鞍のメイクデビューが組まれている。うち、芝1800mと芝1600mの番組が3鞍。秋以降の飛躍に向け、どの馬が勝ち上がるのか注目だ。

【8月26日(土) 新潟芝1800m】

エリカリーシャン(牝、父エピファネイア母ガラアフェアー、美浦・国枝栄厩舎)

 2021年のセレクトセールに上場され、取引価格は6820万円。いとこに阪神JFを制したローブティサージュブランノワール(京都牝馬S3着)がいる。3月中にゲート試験をパス。当初は7月の福島で使う予定もあったが、ソエ(骨膜炎)が出たために目標を切り替えた。「予定は延びたけど、十分に乗り込んだ。エピファネイア産駒の牝馬で気性的には前向きさがある」と国枝栄調教師。鞍上は三浦皇成騎手が予定されている。

サーマヴェーダ(牝、父ドレフォン母シャクンタラー、美浦・高柳瑞樹厩舎)

 ゼンノロブロイ産駒の母は福島の芝1800mでデビュー勝ち。伯父にGIIIダイヤモンドS4着など長い距離で活躍したノーステアがいる。「水準級の時計で動けている。ひと追い毎に良くなっているし、折り合い面の問題もない。ある程度、長めの距離がいいと思います」と高柳瑞樹調教師。鞍上は丸山元気騎手が予定されている。

リーチユアドリーム(牝、父マインドユアビスケッツ母ナッシングバットドリームズ、美浦・黒岩陽一厩舎)

 デインドリーム(凱旋門賞など仏独英でG1・3勝)の孫にあたり、2歳上の半姉にルージュエヴァイユ(エプソムC2着)がいる。「小柄な牝馬でピッチが利いた走り方をする。しっかりと調教の本数を積めているし、乗り込みながら体力がついてきました」と黒岩陽一調教師。鞍上は菅原明良騎手が予定されている。

【8月27日(日) 新潟芝1600m】

アグラード(牡、父ニューイヤーズデイ母ヴィータアレグリア、美浦・高柳瑞樹厩舎)

 父は現2歳世代が初年度産駒。ネオユニヴァース産駒の母は同厩舎で管理され、交流GIIIのマリーンCを勝つなどダート路線で活躍した。「しっかりとした体つき。ハミを取っていくタイプで前向きだし、スピードの持続力がありそう。まずはマイルから使ってみます」と高柳瑞樹調教師。鞍上は石川裕紀人騎手が予定されている。

ランポレッキオ(牝、父モーリス母ヴィアメディチ、美浦・林徹厩舎)

 国内外でGIを3勝したアドマイヤマーズ(朝日杯FSNHKマイルC香港マイル)の半妹。先週の追い切りはウッドチップコースで3歳馬と併せ、ラスト2Fを11秒台でまとめるなど好気配だ。「血統的にもマイルが良さそう。軽い芝も合いそうです」と林徹調教師。鞍上は津村明秀騎手が予定されている。

(取材・文:竹之内元)

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