◆調教ピッチが上がってきた良血オールデュスヴラン(24日・竹村)

　オールデュスヴラン(牡2歳、栗東・池江、父ルーラーシップ、母デルニエオール)がこの日、栗東CWで併せ馬を行った。一時的な豪雨の中、常に余裕のある走りで上がり3F38秒3-11秒7を馬なりでマーク。丹念に乗り込みを消化し、着実に調教ピッチが上がってきた。母はオルフェーヴルの全妹という良血。父との配合でどんな成長を遂げるのか先々まで楽しみだ。

◆ターコイズフリンジが力感十分のフットワークを披露(24日・石渡)

　ターコイズフリンジ(牡2歳、美浦・田中博、父ブラックタイド、母アズールムーン)が美浦へ入厩し、本日の南馬場で調整。まだ全体的な緩さは残っているものの、テンションの高揚はなく、フットワークも力感十分。今後の動向に注目したい。

◆ギャンブルルームは札幌2歳Sで復帰へ「洋芝が合いそう」(24日・堀尾)

　6月阪神の新馬戦(芝1800m)を圧勝したギャンブルルーム(牡2歳、栗東・大久保)は、放牧を挟んで来週の札幌2歳S(9月2日・札幌、芝1800m)を予定する。「函館に入厩してから札幌へ移動したけど、順調ですね。初戦の走りを見ると洋芝が合いそう。スローの切れ味勝負より力のいる馬場で追い比べの形に持ち込めれば」と師。鞍上は引き続き松山。

◆キャンシーエンゼルは小倉2歳Sへ順調(24日・森田)

　7月15日の中京新馬戦(芝1200m)を快勝したキャンシーエンゼル(牝2歳、栗東・鈴木孝)の次走が小倉2歳S(9月3日・小倉、芝1200m)と正式に発表された。「今週は1週前なので攻め駆けする馬と併せてしっかり追った。いい動きだったし、適度な前進気勢があるのもいいね」と師は順調さをアピール。前走ぐらい走れれば十分に勝負になりそうで、最終追いにも注目したい。

◆国枝厩舎の高額2歳馬スピノザがゲート試験に合格(23日・佐野)

　21年のセレクトセールで、2億4200万円(税込み)で取引されたスピノザ(牡2歳、美浦・国枝、父エピファネイア、母アルテリテ)はこの日、ゲート試験を受けて無事に合格。大型で緩さはあるが、順調に調整は進んでいる。

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提供：デイリースポーツ