今年の
皐月賞馬
ソールオリエンス(牡3=手塚)が24日、美浦Wコースで軽快な走りを披露。22日に帰厩した同馬は、これが始動戦の
セントライト記念(9月18日、中山)に向けての初時計となった。
さすがの末脚だった。序盤は
ショーマンフリート(2歳新馬)を前に置いて
リラックス。最後まで馬なり、全く無理のない走りで外から併入したが、ラスト1Fは11秒6の好タイム。全体時計は5F71秒5とセーブしたが、最後の伸びはまさにG1馬。
手塚師は「力むところもなく落ち着きがあった。雰囲気は出てきたなと。週末にも、もう少しやろうと思います」と好感触を伝えた。
ダービー(2着)後は放牧先でじっくりと静養した。師は「体が大きくなったような気がする。夏も順調に過ごすことができましたし、不安なところはないですね」と笑顔。見据える先はダービー上位3頭が激突する
菊花賞(10月22日、京都)。クラシック2冠目へ、まずは順調な滑り出しを見せた。
スポニチ