「キーンランドC・G3」(27日、札幌)
1番人気の
ナムラクレアが、馬場の真ん中を豪快に伸びて重賞4勝目を飾った。道中は中団前めの外で脚をためると、手応え十分に4番手で直線へ。最後は鞍上の右ステッキに応えて末脚を伸ばし、内で粘るラ
イバルたちをねじ伏せた。2着は8番人気の
シナモンスティック、3着には2番人気の
トウシンマカオが入った。勝ち時計は1分9秒9(重)。
浜中は「強かったと思います。休み明けでしたけど、長谷川厩舎が本当に上手に仕上げてくれて、何の不安もなくレースに臨めました」と陣営に感謝。「馬場状態や傾向からして、14番枠はかえっていいかなと思いました。なるべく馬場のいい所を通らせようと思っていました。イメージ通りの競馬ができましたね」と充実の汗を拭った。
この勝利で
スプリンターズS(10月1日・中山)の優先出走権を獲得。「去年は3歳で
スプリンターズSに挑戦(5着)して結果が出ず、今年も
高松宮記念で2着。
ナムラクレアと長谷川厩舎とここまでコンビを組ませてもらってきましたし、何とか次はG1をと思っています」と強い決意を示した。
提供:デイリースポーツ