◆第43回小倉2歳S・G3(9月3日、小倉・芝1200メートル)
各地の競馬場で勝ち上がった馬が集結するが、福島の新馬戦を6馬身差で圧勝した
ビッグドリーム(牡、栗東・
西園正都厩舎、父
ビッグアーサー)が一枚上とみる。初戦は抜群のスタートを決めると、2番手で我慢して直線へ。軽く仕掛けただけで後続を引き離し、ラストは流して悠々と独走Vを決めた。勝ち時計はそれほど速くないが、516キロの恵まれた馬体から繰り出すス
トライドは、16年の
高松宮記念を制した父をほうふつとさせる。
前走後は少し間隔が空いたが、ここに向けて意欲的な調教を消化している。24日には幸が乗って栗東・CWコースで6ハロン77秒1の一番時計タイをマークした。びっしりと併せた相手は
セントウルSを目標にしている全兄
ビッグシーザーで、その強い兄に半馬身先着と2歳馬離れした追い切りだった。今回のメンバーでも首位争いは確実だろう。
スポーツ報知