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ドゥラメンテ×アエロリットの良血馬 コンドライトが今週末ルメール騎手背に初陣/関東馬メイクデビュー情報

  • 2023年08月28日(月) 18時00分
 いよいよ、夏競馬の最終週。新潟では3鞍のメイクデビューが組まれている。土曜日の芝2000mと日曜日の芝1800mには東西の血統馬がスタンバイしており、どの馬が勝ち上がるのか注目だ。

【9月2日(土) 新潟芝2000m】

モスクロッサー(牡、父ハーツクライ母クリスプ、美浦・国枝栄厩舎)

 母は米G1・サンタアニタオークスの勝ち馬。4歳上の半兄にダノンファラオ(ジャパンダートダービーなどダート重賞3勝)がいる。ひと追いごとに時計を詰めてきており、ここ2週はウッドチップコースでラスト2Fを11秒台でまとめている。「水準には動けている。まだまだ変わってくると思う。体つきからも長めの距離が合いそうです」と国枝栄調教師。鞍上は川田将雅騎手が予定されている。

【9月3日(日) 新潟芝1800m】

コンドライト(牡、父ドゥラメンテ母アエロリット、美浦・菊沢隆徳厩舎)

 クロフネ産駒の母はNHKマイルCの勝ち馬。この馬が初仔になる。毎週、順調に追い切りの本数を積み重ねており、ここ2週はウッドチップコースでラスト1F11秒台をマーク。3頭併せの外や内など色々なパターンを覚えさせている。「まだ緩いけど、しっかりと動けている。体力があるし、すごく優秀。本当に良くなるのは先だと思うけど、何の問題もなく進めてこられた。楽しみにしています」と菊沢隆徳調教師。鞍上はC.ルメール騎手が予定されている。

ロクシアス(牡、父エピファネイア母レトII、美浦・国枝栄厩舎)

 牝系からはShiva(タタソールズゴールドC)、Ulysses(エクリプスS英インターナショナルS)、Cloth Of Stars(ガネー賞)、Main Sequence(BCターフなど米G1を4勝)など欧米のG1馬が出ている。先週の追い切りはウッドチップコースで6F81.9-65.4-50.7-37.1-24.1-12.1の好時計をマーク。デビュー勝ちしたエリカリーシャンと互角に動けており、ひと追い毎に時計を詰めてきた。鞍上は菅原明良騎手が予定されている。

【9月3日(日) 新潟芝1400m】

シアブリス(牝、父エピファネイア母ブリスフルデイズ、美浦・黒岩陽一厩舎)

 キングカメハメハ産駒の母はダート1400mで1勝。伯父にウォータクティクス(アンタレスS)、キタサンアミーゴ(小倉記念2着)、ハッピーモーメント(目黒記念3着)がいる。先週の追い切りはウッドチップコースで3頭併せの最内に並ばせ、ラスト1F11.5をマーク。新潟2歳Sを制したアスコリピチェーノを相手に互角の動きを見せている。「小柄な牝馬だけど、力強さがある。気性的には短い距離に向きそう。だいぶ折り合い面も良くなってきているし、まだまだ成長力がありそうです」と黒岩陽一調教師。鞍上はC.ルメール騎手が予定されている。

(取材・文:竹之内元)

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