◆第43回小倉2歳S・G3(9月3日、小倉・芝1200メートル)=8月29日、栗東トレセン
アスクワンタイム(牡2歳、栗東・
梅田智之厩舎、父
ロードカナロア)が、18年に当レースを制した全兄の
ファンタジストに続く兄弟制覇に挑む。全休明けのこの日は坂路をキャンター。8月30日の最終追い切りに向け、体をほぐした。
デビュー戦こそ2着に敗れたが、2戦目で一変。5馬身差の圧勝を飾った。「体に芯が入って、使い方も上手になっていました」と西原助手。「お兄ちゃんに似ていますね。きょうだいのなかでも、乗り味が一番似ている」と、重賞2勝をマークした兄に重ね合わせた。その
ファンタジストだけでなく、全姉の
ボンボヤージも昨年の
北九州記念を優勝と、血統的に小倉ス
プリント戦とは好相性。「成長力のある血統ですし、ここでいい競馬ができれば先が楽しみになりますからね」と同助手は期待を込めていた。
スポーツ報知