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日本でも活躍した豪州のダミアン・オリヴァー騎手が今年12月で引退…地元メディアが報じる

スポーツ報知
  • 2023年08月30日(水) 10時51分
 日本でも活躍したオーストラリアダミアンオリヴァー騎手(51)が今年12月限りで引退すると、オーストラリアの複数メディアが30日に報じた。

 地元の競馬専門メディア「Racenet」は、「オーストラリア史上最も偉大なジョッキーが、競馬を超えた驚くべきキャリアを経て 12月に引退する」と伝えた。51歳のベテラン騎手は、オーストラリア競馬のG1競走でメルボルンカップ3勝、コーフィールドカップ4勝、コックスプレート2勝、ゴールデンスリッパー1勝などのビッグレースを含め128勝の記録を達成したと紹介している。

 オリヴァー騎手は生まれ故郷でもあるパースで12月に行われるカーニバルを最後に引退する予定。同メディアは「休暇の後はリフレッシュした気分で、また春を迎えたいと思っていた。パースは私にとってすべての始まりの場所なので、そこでキャリアを終えます」と同騎手のコメントを引用している。

 日本では93年11月27日のヤングジョッキーズワールドチャンピオンシップ(若手騎手国際招待競走)で初騎乗。ダイナミックバードを2着に導いた。翌日には豪州のナチュラリズムで前年2着のジャパンCに挑戦したが、9着に敗れている。日本初勝利は短期免許で来日した2003年5月4日の3歳未勝利戦(アポロバラード)。翌年の天皇賞・春ゼンノロブロイとコンビで2着に好走したが、JRAでの重賞タイトルはつかめなかった。また、2006年のメルボルンCでは日本のポップロックを2着に導き、優勝したデルタブルースと日本調教馬ワンツーフィニッシュに貢献した。JRA通算245戦22勝。

スポーツ報知

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