「兵庫
若駒賞」(31日、園田)
開催5日目の11Rで行われ、1番人気の
マミエミモモタローが後続に7馬身差をつけて逃げ切り、前走の兵庫ジュ
ベナイルカップ(10日、園田)に続いて2歳重賞を連勝した。新馬戦からコンビを組む
川原正一騎手は、10日に達成した重賞最年長勝利記録を、64歳5カ月17日に更新した。
マミエミモモタローはデビューから無傷の3連勝で、早くも重賞2勝目を挙げた。「内枠でスタートが良かったので逃げた。どんな競馬でもできる。自分の記録よりも、馬が無事に勝ったことがいい」と川原正。相棒が勝つたびに、鞍上の記録更新は今後も続く。
今後は年内に園田で3戦を予定。10月12日の新設重賞・ネクスター園田、12月初旬の
アッパートライ、そして、同31日に2歳王者を決める重賞・
園田ジュニアカップ。「1角手前でハナに立って、大丈夫だと思った。距離は延びた方いい」と諏訪貴師。来年のダービー制覇へ視界良好だ。
名付け親で漫才師の
ハイヒール・
モモコは、この日も園田に来場。仕事のスケジュールを調整して駆けつけた。「馬券はこの馬しか買ってないので、もうけが少ない」と大本命馬を応援する醍醐味(だいごみ)を堪能した。
提供:デイリースポーツ