3日の札幌4Rを2番人気の
グランツベリーで制し、
古川奈穂騎手(22)=栗東・矢作=が今年の17勝目、JRA通算34勝目をマークした。軽量50キロを生かした逃げ切りVに、奈穂は「いいスタートを切れなかったけど、二の脚でカバーしてくれて逃げる形に持って行けた。この馬のスピードを生かせました」とホッとした表情で振り返った。
この夏、約3カ月間滞在した北海道シリーズの最終日に勝ち鞍を挙げ、「ずっと2着で勝ち切れない馬だったので、最後に未勝利を勝てたのが大きい。少しずつでも結果で恩返しをしていければいいかなと思っています」と汗を拭った。
提供:デイリースポーツ