9月3日の札幌9R・
すずらん賞(2歳オープン、芝1200メートル=14頭立て)は、2番人気の
ドナベティ(牝2歳、栗東・
矢作芳人厩舎、父
リアルスティール)が、大外から差し切って勝利した。勝ち時計は1分10秒4(良)。
道中は後方の10番手を進み、大外に持ち出した直線は、メンバー最速の上がり3ハロン35秒1の脚で豪快に伸びて前を一気に飲み込み、最後は手綱を緩める余裕で後続に1馬身1/4差をつけた。
武豊騎手は、「イレ込みは2戦よりはましでした。それが大きかった。今日は後ろからの競馬をしようと思っていたが、うまくはまりましたね。能力はあるけど、まだまだ難しいところがありますね」と課題を挙げていた。
管理する矢作調教師は、「いい内容で勝ってくれた。正直、このあと距離がどうかと思ったが、ああいう競馬なら距離延びても。今後はオーナーと相談してだが、
ファンタジーS・G3(11月4日、京都)から阪神JF・G1(12月10日、阪神)と距離を延ばしていければ」と今後の見通しを語った。
スポーツ報知