「
小倉2歳S・G3」(3日、小倉)
岩田望騎乗の5番人気の
アスクワンタイムが大外を鮮やかに伸びて重賞初制覇を決めた。頭差の2着に2番人気の
ミルテンベルク、3着に4番人気の
キャンシーエンゼルが入った。
ドナヴィーナスが逃げたレースでは道中8番手で脚をためると、直線外を一気に強襲。上がり3Fはメンバー最速の34秒4をマークした。
岩田望は「新馬戦、2戦目とゲートからの行き脚があまり良くなかったので予測できていた。きょうは差しが決まっていたので、リズム重視で運びました。直線ではいい反応だったのでこれは届くなと思いました」と納得の表情。今後に向けては「すごく乗りやすいし、自在性もあるので距離が延びても大丈夫だと思います」と期待した。
アスクワンタイムは7月の中京での新馬戦2着でデビュー。同月の中京未勝利戦で勝ち上がり、3戦目で重賞初V。18年の当レース覇者
ファンタジストが全兄、昨年の
北九州記念制覇の
ボンボヤージが全姉と、3きょうだいでの小倉芝1200メートル重賞制覇を達成した。
提供:デイリースポーツ