夏競馬の全日程が終了。今週から舞台が替わり、秋の中山と阪神の2場開催が開幕する。中山開幕週の日曜メインはサマーマイルシリーズ最終戦「第68回
京成杯AH」。秋まで待機した実力馬VSサマー王者を狙う夏の活躍馬の図式だ。
主役は前走・
エプソムC7着後、充電を図った
インダストリアだ。近走は東京では結果が出ていないが、得意の中山なら話は別。通算4勝中、3勝が中山マイル。重賞初Vを飾った4月のダービー卿CTは鮮やかだった。ここで重賞2勝目を飾りG1再進出を狙いたいところ。
安田記念9着の
ソウルラッシュもG3なら格上的存在。G2
マイラーズCで昨年V、今年3着の実力馬。中山で好走実績があるのも強みだ。
対する夏稼働組では
関屋記念3着の
ラインベック。重馬場だった3走前の
六甲S(9着)を除けば、最近5戦は全て3着以内に好走している。ここを勝てばシリーズVの可能性もあり、全力投球だろう。
シリーズ第1戦・
米子Sを制した
メイショウシンタケも王者が懸かる一頭。先行激化ならば、自慢の末脚がうなる。
中京記念4着の
ウイングレイテスト、2連勝中の
アスクコンナモンダ、3歳
トーセンローリエも侮れない。
スポニチ