スマートフォン版へ

伯父はサトノダイヤモンド 良血馬フォルラニーニが始動/関東馬メイクデビュー情報

  • 2023年09月04日(月) 18時00分
 夏競馬が幕を閉じ、関東圏では秋の中山開催が始まる。開幕週は土日で計4鞍のメイクデビューが組まれており、例年と同様の番組構成。芝2000mと芝1600mには素質馬がスタンバイしており、どの馬が勝ち上がるのか注目だ。

【9月9日(土) 中山芝2000m】

フォルラニーニ(牡、父エピファネイア母リナーテ、美浦・手塚貴久厩舎)

 ステイゴールド産駒の母はオープン勝ち(UHB賞)や京王杯スプリングC2着など短距離路線で活躍した。伯父にサトノダイヤモンド(菊花賞有馬記念)、いとこにはドゥラエレーデ(ホープフルS)がいる。先週の追い切りはウッドチップコースで6F84.1-67.9-52.3-37.7-24.2-11.9をマーク。3頭縦列の最後尾から内に併せ、3勝クラスの古馬と同入した。

「馬っ気の強さを出すことがあるので、そこに気をつけながら乗っている。軽快さがあるし、動きはいい。能力はあると思います」と手塚貴久調教師。鞍上はC.ルメール騎手が予定されている。

ペーシュメルバ(牝、父ゴールドシップ母マンバラ、美浦・尾関知人厩舎)

 半姉のコスモバルバラも同じく尾関厩舎で管理され、マーメイドS2着など活躍した。

「まだ幼いところがあるけど、ひと追い毎に良くなっている。血統的にも長めの距離が合っていると思います」と尾関知人調教師。

 新潟の最終週も考えられていたが、中山の開幕週に目標を定めた。ここ3週は3頭併せの追い切りを順調にこなしている。

マイネルモメンタム(牡、父ゴールドシップ母マイネアルデュール、美浦・相沢郁厩舎)

 アドマイヤコジーン産駒の母は同じく相沢厩舎に所属し、芝1200mで3勝。半姉のペルソナリテも同厩舎で管理され、デビュー戦→ダリア賞を連勝するなど芝1400-1600mで3勝した。ひと追い毎に時計を詰め、先週の追い切りでは同期との併せ馬で大きく先着した。

「しっかりと動けているし、ジョッキーの感触もいい。初戦から楽しみ」と相沢郁調教師。鞍上は石川裕紀人騎手が予定されている。

【9月10日(日) 中山芝1600m】

シックスペンス(牡、父キズナ母フィンレイズラッキーチャーム、美浦・国枝栄厩舎)

母は米G1マディソンS(ダート7F)の勝ち馬。先週の追い切りはウッドチップコースで3頭縦列の最後尾から追走し、6F83.6-65.8-50.5-36.4-23.3-11.8の好時計をマークした。

「ひと追い毎に気持ちが入ってきたけど、コントロールは利いている。時計的にも十分に動けているし、いいスピードがありそう」と国枝栄調教師。鞍上はC.ルメール騎手が予定されている。

(取材・文:竹之内元)

みんなのコメント

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・コメント非表示の使い方
  • 非表示をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

アクセスランキング

注目数ランキング

ニュースを探す

キーワードから探す