「
紫苑S・G2」(9日、中山)
秋初戦から存在感を示したい。4月の
忘れな草賞V後、腸炎を発症したため
オークスを回避した
グランベルナデットが、順調な回復を見せて8月11日に美浦トレセンへ帰厩。春の無念を晴らすべく、調教でパワフルな動きを見せている。
1週前は美浦Wで6F82秒7-37秒3-11秒2をマーク。
ダノンティアラ(4歳1勝クラス)と併せ、強めに追われて半馬身先着を果たした。大竹師は「腸炎は発見が早かったので大事に至らなくて良かった。血液検査の数値が落ち着いてから放牧へ。牧場でも坂路を週2本ペースで乗ってきたし、ここまでは順調に来ています」と不安なしを強調する。
23年からG2に昇格した東の
トライアル。17年
ディアドラ、昨年の
スタニングローズがここを勝って最後の1冠も手にした。「未勝利戦を勝った時と同じ舞台。春は結局
オークスに出られなかったし、ここでいい競馬をして本番へつなげたい」と指揮官。復活Vを手土産に、“女王候補”に再び名乗りを上げる。
提供:デイリースポーツ