「
紫苑S・G2」(9日、中山)
念願の重賞制覇に向けて
モリアーナが
秋華賞トライアルに挑む。今年は
デイリー杯クイーンC3着、
ニュージーランドT4着、NHKマイルC6着。タイトルまで、もう一歩届かない。
前走はG1で相手が強化した上に、馬場が得意ではない稍重。調教パートナーの国吉助手は「前走は度外視してもいいと思います」と振り返る。切れる脚を使うタイプだけに、雨でぬかるんだ馬場がこたえた。
夏を休養に充て、ここを目標に調整した。美浦に帰厩後の雰囲気は「今年に入ってからメンタル面が成長し、この中間もいいですね。カイバもしっかり食べているし、内臓も強くなっています」と説明。たくましさを増している。
今回は初の2000メートル戦。同助手は「折り合いに不安はないし、横山典騎手も『中山の千八から二千はいいと思うよ』と言ってくれています」とうなずく。再度、G1の舞台へ-。そのためにもここでしっかり結果を残したい。
提供:デイリースポーツ