2連勝中の
モリノドリーム(牝4、美浦・
鹿戸雄一厩舎)が、
セントウルステークス(3歳上・GII・芝1200m)で重賞初挑戦初制覇に挑む。
モリノドリームは父
モーリス、
母グロリエッテ、母の
父アドマイヤムーンの血統。母の半兄には10年
函館2歳Sを制した
マジカルポケットがいる。ここまで12戦4勝。デビューから7戦連続で3着以下だったが、芝1200mに転じて激変した。未勝利、1勝クラスを連勝すると、続く2勝クラスは現オープンの
サトノレーヴから2馬身差の2着。その後、8カ月の休養から今夏に復帰すると、2勝クラスと3勝クラスを連勝。一気にオープンへと駆け上がってきた。
今回は重賞初挑戦とあって、一気の相手強化となる点が最大のポイント。さらに過去4勝が全て洋芝とあって、1分7秒台の時計に対応できるかどうかもカギとなるが、未知の魅力はたっぷりだ。強豪を撃破し、
スプリンターズSの有力候補に浮上しても驚けない。