9月9日(土)に中山競馬場で行われる紫苑ステークス(3歳牝・GII・芝2000m)について、過去10回の枠順データから検証していく。今回は重賞格上げ後の16年から22年の7回に加え、中山芝2000mで行われたオープン特別時代の3回も加えている。(新潟開催だった14年を除外し、12年〜15年の3回)。

　8枠から8頭が馬券に絡んでおり最多で、6枠が5頭で続く。一方、2枠は1頭のみで最少となっている。枠順別の成績は以下の通り。

【1枠】0- 3- 1-13/17　勝率0.0％ 複勝率23.5％
【2枠】0- 0- 1-18/19　勝率0.0％ 複勝率5.3％
【3枠】1- 1- 1-16/19　勝率5.3％ 複勝率15.8％
【4枠】0- 1- 2-16/19　勝率0.0％ 複勝率15.8％
【5枠】2- 1- 0-17/20　勝率10.0％ 複勝率15.0％
【6枠】1- 1- 3-15/20　勝率5.0％ 複勝率25.0％
【7枠】2- 1- 0-22/25　勝率8.0％ 複勝率12.0％
【8枠】4- 2- 2-18/26　勝率15.4％ 複勝率30.8％

　1〜4枠が【1-5-5-63】の勝率1.4％、複勝率14.9％。5〜8枠が【9-5-5-72】の勝率9.9％、複勝率20.9％で、外枠のほうが優勢となっている。2、3着の数は同じだが、1着馬はほとんどが外枠。単式系の馬券を買うさいは覚えておきたい。

　16年に重賞格上げとなって以降、当レースから秋華賞に進んだ馬は【3-4-0-26】と好相性。内枠で凡走した馬が次走で人気を落とすようなら、改めて狙ってみても良いだろう。