◆第68回
京成杯オータムハンデキャップ・G3(9月10日、中山・芝1600メートル、良)
サマーマイルシリーズ最終戦で、秋競馬の開幕を告げる3歳以上の馬による伝統のハンデ重賞は11頭で争われ、ハンデ頭となる59キロを背負った単勝2番人気で
松山弘平騎手騎乗の
ソウルラッシュ(牡5歳、栗東・
池江泰寿厩舎、父
ルーラーシップ)がインの3番手で直線に向くと、ゴール寸前で
ウイングレイテストを差し切った。前走の
安田記念9着から巻き返し、22年読売
マイラーズC以来となる重賞2勝目。悲願のG1制覇がかかる秋シーズンへ向けて弾みをつけた。勝ち時計は1分31秒6。
2着に5番人気の
ウイングレイテスト(
松岡正海騎手)、3着には8番人気の
ミスニューヨーク(
ミルコ・デムーロ騎手)が入った。
松山弘平騎手(
ソウルラッシュ=1着)「59キロというハンデを背負って、差し切って、強い競馬でした。ある程度いい位置を取りたいと思っていた中で、しっかりとスタートも決めてくれて、いいポジションで競馬を進めることができてよかったです。前走の
安田記念より良くなっているなと思っていましたが、まだまだ良くなる馬です。次にいい形でいければなと思います」
スポーツ報知