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【セントウルS】大穴テイエムスパーダ逃走V…重賞初勝利の富田暁騎手「皆におめでとうと言われて、うれしさが込み上げてきました」

スポーツ報知
  • 2023年09月10日(日) 16時12分
◆第37回セントウルS・G2(9月10日、阪神・芝1200メートル、良)

 サマースプリントシリーズ最終戦で、1着馬にスプリンターズS・G1(10月1日、中山)の優先出走権が与えられるスプリント重賞は15頭で争われ、単勝14番人気で富田暁騎手騎乗のテイエムスパーダ(牡4歳、栗東・木原一良厩舎、父レッドスパーダ)が抜群のスタートダッシュを決めると、開幕週の馬場を味方に逃げ切った。前走の北九州記念13着から巻き返し、22年CBC賞以来となる重賞2勝目を挙げた。勝ち時計は1分7秒2。

 2着は2番人気のアグリ(横山典弘騎手)、3着は5番人気のスマートクラージュ(岩田望来騎手)だった。

 富田暁騎手(テイエムスパーダ=1着)「重賞になるとなかなか勝てなくて、自分自身緊張しているところもあったりして、こうして夏の北海道の経験を経て、こちらで師匠の馬で重賞を勝てたということもすごくうれしいです。先生(木原調教師)も(定年引退まで)あと1年ちょっとで重賞を取れたのもうれしいです。

 最初は実感がわかなかったんですけけど、ゴール板を過ぎてから、皆におめでとうと言われて、うれしさが込み上げてきました。

 この馬の形で競馬ができれば強いと思っていましたし、成績は落ちていましたけど、ずっと恐らく在厩で厩舎の方が(調子を)落とさずに調教をしてくれていたので、この先に向けても、いい結果になったと思います」

スポーツ報知

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