◆第41回
ローズS・G2(9月17日、阪神・芝1800メートル)
底知れない能力を秘める
ブレイディヴェーグ(牝3歳、美浦・
宮田敬介厩舎、父
ロードカナロア)が初めて重賞に挑む。
これまでキャリア3戦ながら、全て上がり3ハロン最速をマークし、2連勝中。特筆すべきなのは、3戦ともスタートで出遅れながら、二の脚を利かせて、ひっかからずに好位のポジションを取れるレースセンス。これがあっさりできる馬は、なかなかお目にかかれない。まだ体質の弱さが残り、間隔を空けながらでも、しっかり結果を出し、潜在能力は世代屈指といっても過言ではない。
初の関西遠征など未知な部分もあるが、早めの栗東滞在が功を奏せば、
秋華賞の権利をあっさり獲得してくれるはずだ。(松井 中央)
スポーツ報知