フランスの女性ジョッキー、
ミカエル・ミシェル騎手(28)が9月12日、間近に迫った
JRA通年騎手免許試験受験への思いを語った。
昨年、
JRA外国人騎手を目指して初受験したが、一次の筆記試験で不合格。2度目の挑戦となるが、ミシェル騎手は「私にとって
JRAのジョッキーになることは、最も大きな夢であり、目標なので、試験を受けるために、また日本に戻ってこれるのはとてもうれしいです」と思いを語った。
筆記試験対策に向けて、1年かけじっくり勉強に時間を割いたそうで「日本のジョッキーとして必要な知識や規則はもちろんですが、今年は競馬法が制定されてから100周年なので、日本の競馬の歴史や歩みなどについても、資料を取り寄せて勉強しました」と、試験に向けて余念がない。
さらに日本語もだいぶ上達してきたそうで、「しゃべることもそうですが、ひらがなもだいぶ覚えて、書くこともできるようになりました」と成果を語る。
9月下旬の試験までに来日する予定。「日本にいた時にいただいた、だるまをいつも側に置いて、勉強しています。両方の目に黒目が入れられるよう、試験の日まで、せいいっぱい準備していきます」と目を輝かせた。
スポーツ報知