◆第77回
セントライト記念・G2(9月18日、中山・芝2200メートル)
第77回
セントライト記念・G2(18日、中山=3着までに
菊花賞優先出走権)に登録している
フレーヴァードは、母が今回と同舞台の中山芝2200メートルの
オールカマーを勝った
ルージュバックだ。全6勝中5勝を非根幹距離で挙げた“巧者”の血を引く
モーリス産駒が重賞奪取をもくろむ。
2月にデビューし、4戦目となった前走の1勝クラスをスケール感十分に差し切り勝ち。伸びあぐねた2走前がうそのような力強さで、後続に3馬身差をつけた。大竹調教師は「2走前は馬場に脚を取られて体がついてこない走りになってしまった」と不良馬場を敗因に挙げ、前走の快勝劇にうなずいた。
オークス2着の母も管理し、牡馬に混じって重賞4勝を挙げた。母子について大竹師は「走りに対して一生懸命でまじめ」な部分が似ていると指摘。
フレーヴァードは今回1ハロン距離が延び初の2200メートル戦だが、「気持ちと体がリンクしていればこなせると思う」。10日にしっかりと負荷をかけられ状態も上がっており、侮れない存在になりそうだ。
スポーツ報知