◆サンライズアムールが栗東坂路で力強い動きを披露(14日・赤木)

　次週のながつきS(23日・中山、ダート1200m)を予定しているサンライズアムール(牡4歳、栗東・小林)。この日、栗東坂路で池添を背に1週前追い切りを行い、4F51秒6-11秒8と力強い動きを披露した。「前走後はしっかり休ませました。昨年ほど夏バテすることもなく、いい休養になったと思います」と師。前走4着からの巻き返しに期待がかかる。

◆ラスト11秒4の鋭い伸び！スマートファントム(14日・竹原)

　神戸新聞杯(24日・阪神、芝2400m)に出走予定のスマートファントム(牡3歳、栗東・石橋)が栗東CWで1週前追い切り。時計は6Fから83秒8-37秒3-11秒4(仕掛け)。テンをゆったりと入ったため全体時計は平凡だが、ラストの伸び脚は鋭かった。十分に乗り込まれており、馬体に太め感もない。

◆ロンドンプランはオパールS予定も出走できるかが鍵に(14日・森田)

　セントウルSで5着と奮闘したロンドンプラン(牡3歳、栗東・宮本)。「前残りの馬場だったけど、そのなかで最善の競馬をしてくれた。ゲートが決まったのも良かった」と担当の久保助手も喜んでいたように、次につながりそうな競馬だった。ただ、賞金を加算できなかったのは痛い。今後は除外となる可能性が高くなり、レースプランを立てにくくなった。次走はオパールS(10月8日・京都、芝1200m)を予定。ここなら力上位は明らかだが、出走できるかどうかか鍵となりそうだ。

◆ショウナンバシットが成長した動きを披露(14日・城谷)

　神戸新聞杯(24日・阪神、芝2400m)を予定しているショウナンバシット(牡3歳、栗東・須貝)がM・デムーロを背に栗東CWで1週前追い切りを消化。年長馬が残り1Fまで先導すると、一気にギアを上げて一瞬のうちに2馬身ほど引き離して先着。6F83秒8-38秒3-12秒3(馬なり)をマークした。鞍上が合図を送らずとも、ゴール板の位置を知っているかのように自ら脚を伸ばしてきた点は評価できる。夏を越して精神面で大きく成長した印象を受けた。

◆オールカマーで巻き返すマリアエレーナ(14日・安里)

　連覇を狙った小倉記念で4着に敗れたマリアエレーナ(牝5歳、栗東・吉田)。「斤量を背負っていた分、最後の脚色に差が出てしまった」と高島助手は敗因を分析。次走はオールカマー(24日・中山、芝2200m)へ。「坂のあるコースと距離延長が鍵になるが、夏場を使った強みはある。暑さに強いタイプだけに、残暑が厳しいこともプラスに働くはず」と巻き返しを狙っている。

◆スマートファントムは神戸新聞杯へ向けて順調(14日・堀尾)

　来週の神戸新聞杯(24日・阪神、芝2400m)を予定するスマートファントム(牡3歳、栗東・石橋)。「放牧明けでも順調な乗り込み。瞬発力がついてきたし、今なら阪神2400mが一番力を出せる条件じゃないかな」と芹沢助手。

◆ビキニボーイは試金石の一戦へ「距離は長い方がいい」(14日・堀尾)

　来週の神戸新聞杯(24日・阪神、芝2400m)を予定するビキニボーイ(牡3歳、栗東・梅田)。「(地方から戻った)前2走の内容から、だいぶ力をつけている。強豪相手にどこまでやれるかだけど、距離は長い方がいい」と師。

◆トキメキはオパールSへ(14日・常木)

　7月のアイビスSDで2着に好走したトキメキ(牝6歳、美浦・斎藤誠)は、オパールS(10月8日・京都、芝1200m)を目標に調整される。

◆真一文字に伸びたシャザーン(14日・吉田)

　月曜中山11R・セントライト記念(芝2200m)に出走するシャザーン(牡3歳、栗東・友道)は春より体幹がしっかりとし、体の使い方が上手になった印象を受ける。栗東坂路での最終追い切りでは真一文字にシャープに伸びて4F55秒6-11秒9(馬なり)をマーク。復帰戦から注目だ。

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提供：デイリースポーツ