「
オールカマー・G2」(24日、中山)
タイトルホルダーが復活に向け、着実に歩を進めている。14日、原田(レースは横山和)を背に美浦Wへ。向正面の駆けだしから4角までは霧の中だったが、自動計測器で6F83秒0-36秒5-11秒3を計時。序盤はゆったりと入って、上がりの3Fを滑らかに伸ばす理想的な後傾ラップだった。
栗田師は「折り合いとかモタれるところとか、手前変換とか、いろいろ確認してもらった。走る気持ちが出てきて、先週より断然いい。食べているし、体重的にも変わっていないよ」と順調な調整進行に満足そうだ。1番人気で臨んだ
天皇賞・春はまさかの競走中止だった。「全力投球というよりも、春がああなったので。まずは
オールカマーに向けて順調に」。レース当週となる次週は、主戦の横山和が追い切りに騎乗する予定だ。
提供:デイリースポーツ