グレーターロンドン産駒の
ナイトインロンドン(牡3、美浦・
大竹正博厩舎)が、
神戸新聞杯(3歳牡牝・GII・阪神芝2400m)で重賞初挑戦初制覇を狙う。
ナイトインロンドンは父
グレーターロンドン、
母ムーンハウリング、母の
父メジロマックイーンの血統。18年の
中京記念を制した父の初年度産駒で、4代母の
クリヒデは62年の
天皇賞(秋)の勝ち馬。
ローレルゲレイロや
ディープボンドとは同じ牝系の出身となる。
ここまで5戦3勝。初戦は12着に大敗したが、2戦目で2着に食い込み、3戦目の未勝利から1勝クラス、2勝クラスの
阿寒湖特別と破竹の3連勝中。とりわけ前走は追えば追うほど伸びるといった感じで、持久力を感じさせる差し切りだった。今回は一気の相手強化、加えて200mの距離短縮もカギとなるが、十分にチャンスはあるだろう。昨年の小倉2歳Sを制した
ロンドンプランに続き、父の産駒として2頭目の
JRA重賞ウイナーになれば、
菊花賞の有力候補に浮上することは間違いない。