「ローズS・G2」(17日、阪神)
岩田望騎乗の7番人気
マスクトディーヴァ(牝3歳、栗東・辻野)が2連勝で重賞初制覇。中団で運び、直線は外から一気に突き抜け、
秋華賞トライアルを制した。勝ちタイム1分43秒0は、従来の記録を0秒8更新する芝千八のJRAレコード。2着は1番人気の
ブレイディヴェーグ、3着は5番人気の
マラキナイア。以上の上位3頭が
秋華賞(10月15日・京都)の優先出走権を獲得した。
岩田望は「勝った時のイメージで、リズム良く、中団につけました。4コーナーから吹かしていって、少し早いんじゃないかなと思ったんですが、最後も遊ぶ場面もありましたし、まだ余裕がありました」と相棒の圧巻のパフォーマンスをたたえる。この上ない勝ちっぷりに、「これで一線級の馬とやり合えますし、そこでどういう競馬をしてくれるのか。まだまだ良くなる余地を残していますし、楽しみです」と、絶対女王
リバティアイランドとの戦いを心待ちにしていた。
提供:デイリースポーツ