中山11Rの第77回朝日杯
セントライト記念(3歳GII・芝2200m)は2番人気
レーベンスティール(J.モレイラ騎手)が勝利した。勝ちタイムは2分11秒4(良)。1馬身3/4差の2着に1番人気
ソールオリエンス、さらに1馬身1/4差の3着に3番人気
シャザーンが入った。
レーベンスティールは美浦・
田中博康厩舎の3歳牡馬で、父
リアルスティール、
母トウカイライフ(母の
父トウカイテイオー)。通算成績は6戦3勝。
レース後のコメント
1着
レーベンスティール(J.モレイラ騎手)
「金曜日にこの馬の調教に乗せてもらい、その時から非常にいい馬で能力があると感じていました。今日は自信を持って競馬をしたいと思っていましたし、とてもいい勝ち方を見せてくれました。
特別な馬になっていく可能性は非常に高いです。今日の勝ち方も素晴らしかったですし、GI馬になるチャンスがあると思います。とてもいい馬です」
(
田中博康調教師)
「非常に上手に、スタートからゴールまでスムーズに運んで貰えた事が、ポテンシャルを見せられた一番の要因だと思います。
2ハロンの距離延長は正直心配でしたが、その辺りも踏まえて折り合いもついていましたし、非常にリズム良く競馬をしてくれました。絶妙な所で、馬の気持ちを尊重しつつ、かつ高ぶらせないように乗ってくれました。
今後はオーナーサイドと相談して決めますが、これだけのメンバーでこのパフォーマンスを見せられたことは自信になります。(今後の選択肢は)もう少し適性を見極めて、この馬にベストな選択が出来ればと思います」
2着
ソールオリエンス(
手塚貴久調教師)
「4コーナーで振られて、2馬身くらいロスがありました。それでも勝てるかなと思いましたが、勝ち馬が強かったです。残念ではありますが、格好をつけてくれたように、悪い内容ではありませんでした。体型以上に距離が保つことが分かりましたし、本番でリベンジできるようにしたいです」
3着
シャザーン(
岩田望来騎手)
「ここ3走よりゲートを出てくれました。良い位置でリズム良く運べました。直線では、もしかしたら勝てるかな、と思える勢いでした。改めて能力を感じましたし、こういう競馬ができれば、次も頑張ってくれると思います」
4着
セブンマジシャン(
西村淳也騎手)
「馬の状態も良く、もう少しでした。この良いメンバーで差のない競馬ができましたし、今後の成長に期待したいです」
5着
キングズレイン(
C.ルメール騎手)
「もう少し距離が欲しいですし、スタートが遅いです。最後は来ていますが、坂を上がって一杯になりました」
ラジオNIKKEI