第69回
オールカマー・G2が9月24日、中山の芝2200メートルで行われる。
競走中止となった
天皇賞・春以来の
タイトルホルダー(牡5歳、美浦・
栗田徹厩舎)はここが再起戦。1週前追い切りでは美浦のウッドチップで5ハロン65秒9―11秒3で先着し、栗田調教師は「動きは問題なく、先週よりも良かった。前向きな気持ちが出ていました」と順調度を強調した。始動戦をクリアし、飛躍の秋へとつなげたい一戦だ。
昨年の
エリザベス女王杯の勝ち馬で、このレースV2を目指す
ジェラルディーナ(牝5歳、栗東・
斉藤崇史厩舎)。1週前は団野騎手の手綱でウッドチップ単走6ハロン85秒2―11秒4。
大阪杯、クイーンエリザベス2世C(香港)はともに6着も、
宝塚記念は4着と復調を示した。
斉藤崇史師も「前走後は不安なく来ています」と好感触を伝えているだけに、期待は高まる。
前走の
函館記念を勝ち勢いNO1の
ローシャムパーク(牡4歳、美浦・
田中博康厩舎)、同条件の
セントライト記念を勝っている
ガイアフォース(牡4歳、栗東・
杉山晴紀厩舎)、
小倉記念の勝ちっぷりが良かった
エヒト(牡6歳、栗東・
森秀行厩舎)、一昨年の勝ち馬
ウインマリリン(牝6歳、美浦・
手塚貴久厩舎)も衰えなく、勝機十分。(大上 賢一郎)
スポーツ報知