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オールカマー・G2」(24日、中山)
復権をかけて
タイトルホルダーが秋初戦に臨む。1週前追い切りは美浦Wで6F83秒0-11秒3を記録。栗田師は「折り合いとかモタれるところとか、手前変換とか、いろいろ確認してもらった。走る気持ちが出て、先週より断然いい」と満足そう。
天皇賞・春はまさかの競走中止で不本意な形で春シーズンが終了。ここは負けられない。
昨年の覇者
ジェラルディーナが連覇を狙う。1週前は栗東CWで6F85秒2-11秒4をマーク。追うごとに良化を示して、復帰戦に向けて態勢は整ってきた。前走の
宝塚記念は最後は伸び負けて4着止まりだったが、直線でいったんは先頭をうかがうシーンをつくり、女王の意地は示した。今年も牡馬斬りといく。
函館記念で重賞初制覇を決めた
ローシャムパーク。中団から次元の違う脚色で一気に突き抜けて、今後に夢が膨らむインパクト大の勝ちっぷりだった。名牝
エアグルーヴの血を受け継ぐ素質馬。3歳時から高いポテンシャルを示していたが、ここにきて本格化の様相。3連勝を飾り、勢いそのままに秋のG1戦線に乗り込む構えだ。
小倉記念で重賞2勝目をマークした
エヒトも侮れない。サマー2000シリーズ制覇は見送り、秋に全力投球。当舞台はAJCC2着と距離延長は問題なしだ。
札幌記念9着からの反撃を狙う
ウインマリリンも、大目標の米BCに向けてきっちり結果を残したい。
提供:デイリースポーツ