19日、金沢競馬12Rで行われた9歳以上限定、北陸・東海地区交流の敬馬賞(9歳上・C級・ダ1400m)は、道中4、5番手を進んだ
深沢杏花騎手騎乗の1番人気
ツクバキセキ(牡10、笠松・
大橋敬永厩舎)が3、4コーナー付近から徐々に進出し、逃げ粘る最低人気の
イーゼル(セ9、金沢・
黒木豊厩舎)を直線で競り落として勝利した。勝ちタイムは1分30秒9(稍)。
ツクバキセキは父
キンシャサノキセキ、
母ウェディングハニー、母の
父トニービンという血統。半姉に芝、ダート双方の牝馬重賞で活躍した
ウェディングフジコがいる。
15年11月に東京競馬場の2歳新馬戦でデビューし、16年5月の3歳未勝利戦を最後に地方へ移籍した。笠松、北海道、名古屋、船橋を渡り歩き、今年の1月からは再び笠松に所属。今回が21年11月以来、約2年ぶりの勝利となった。通算成績は135戦16勝。