キズナ産駒の
サヴォーナ(牡3、栗東・
中竹和也厩舎)が、
神戸新聞杯(3歳牡牝・GII・芝2400m)で重賞初制覇を狙う。
サヴォーナは父
キズナ、
母テイケイラピッド、母の
父スニッツェルの血統。ここまで9戦3勝。3走前の
アザレア賞で2勝目を手にすると、
日本ダービートライアルの
青葉賞に参戦。ここは
スキルヴィングから1秒差の6着に敗れたが、続く
信夫山特別を逃げ切って3勝目を挙げた。今回は
京成杯(4着)、
青葉賞に続く3回目の重賞チャレンジ。
菊花賞に向けて真価を問われる一戦となる。
大きな推し材料を挙げるなら、
キズナ産駒が阪神芝2400mと相性抜群であること。これまでに延べ24頭が走って[6-3-2-13]の勝率25%、連対率38%。昨年以降に限れば[6-2-0-4]の勝率50%、複勝率67%で、
サヴォーナも
ゆきやなぎ賞が2着、
アザレア賞が1着だから、連対を外していない。血の後押しも受けてタイトル奪取となるか。
キズナ産駒の有望株の走りから目が離せない。