スマートフォン版へ

【オールカマー】タイトルホルダー及第点 きっちり態勢整えた 栗田師「いい状態」

デイリースポーツ
  • 2023年09月22日(金) 06時00分
 「オールカマー・G2」(24日、中山)

 天皇賞・春以来となるタイトルホルダーは21日、主戦の横山和を背に美浦Wでの単走で最終調整。圧倒的な1番人気に支持されながら競走中止に終わった前走から5カ月ぶりの復帰戦へ、態勢を整えた。

 タイトルホルダーが輝きを取り戻すべく着実に歩を進めている。美浦Wでの最終リハには、落馬負傷から復帰した主戦の横山和が騎乗。5馬身ほど前に僚馬を置いての単走は、向正面からゆったり駆け出して折り合い良く徐々に加速。直線も手綱は押さえたままだが、背中もぶれずに真っすぐ末脚を伸ばした。6F85秒5、ラスト1F11秒5なら時計としては十分だろう。

 鞍上は努めて前向きな言葉を選んだ。「オールカマーの内容で、この先の秋をどう持って行くかという一戦になります。ここを使ってというイメージの競馬になりますが、動ける態勢にありますね。ただ、伸びしろは残しています」。始動戦の持つ意味を大切に受け止めている。

 栗田師もこの動きを及第点とした。「力みがなくて、上手に走ったと思います。手前の変え方など、絶頂時と比べるともうひとつですが、これでトモが使えてくれば」と説明する。

 天皇賞・春でまさかの競走中止となった後の休み明け。秋初戦、ここが目いっぱいの仕上げというわけではない。「競馬を使える土台はしっかりと作れました。併せ馬は1本しかやっていないけれど、始動戦としてはいい状態で使えますね。疲労感も回復して、それが体の張りにつながってきた。ベース作りはできました」と指揮官。地力に見合った走りで復活への展望を広げるつもりだ。

提供:デイリースポーツ

みんなのコメント

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・コメント非表示の使い方
  • 非表示をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

アクセスランキング

注目数ランキング

ニュースを探す

キーワードから探す