中山は金曜昼の段階で芝ダートともに良。ただ、金曜夕方から土曜朝にかけて少々雨が降る予報なので、その影響はチェックしたい。芝はB→Cコース替わり。依然として高速決着が続くが、脚質の有利不利はない。ダートは少し湿るかもしれないが、そこまで時計が速くなることはないだろう。1800mは前が残りやすいが、極端ではない。

　阪神は金曜昼の段階で芝が良、ダートが稍重。ここから回復に向かうので、ダートも良、あるいは良に近い稍重になるだろう。芝はA→Bコース替わり。超高速決着が続くが、直線が長い阪神らしく、ペース次第では外差しも決まる。ダートは内ラチ沿いが伸びないので、インベタの逃げ馬は厳しい。かなり砂が重たいのか、520kgを超える大型馬が好成績。ロードカナロア産駒やドゥラメンテ産駒など、キングカメハメハ系に注意したい。

【注目馬】
中山11R・ワルツフォーラン…この舞台の千葉Sで3着の実績がある。1200mにしては前に行きたい馬が少ないメンバー構成。逃げ候補のパウオレの番手でリズム良く運べれば、粘り込みがあっていい。

阪神9R・モカラエース…阪神ダートで好調なキングカメハメハ系のヤマカツエース産駒。阪神では4戦して複勝率100％なので、馬連や3連複の軸には最適だ。

阪神11R・スプラウティング…揉まれずスムーズならしぶといので、7枠12番は絶好。阪神ダ1400mにも実績があるので、前走9着からの一変が期待できる。