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【船橋・日本テレビ盃注目馬】ドバイWC覇者ウシュバテソーロ 米遠征へ勢いづく勝利なるか

  • 2023年09月27日(水) 10時00分
 9月27日(水)に船橋競馬場で行われる日本テレビ盃(3歳上・JpnII・ダ1800m)。“Road to JBC”に指定されており、勝ち馬にはJBCクラシックへの優先出走権が付与される。

 今年はドバイWCで世界を制したウシュバテソーロが参戦。先にはアメリカのBCクラシック挑戦も視野に入れているだけに、パフォーマンスに注目が集まる。他馬を圧倒し、遠征を勢いづける勝利となるか。発走予定日時は27日(水)の20時5分。主な出走予定馬は以下の通り。

ウシュバテソーロ(牡6、美浦・高木登厩舎)

 昨年4月に初ダートの横浜Sを勝ってOP入りを果たすと、秋には3連勝で東京大賞典を制し、転向わずか5戦めにしてGIタイトルを獲得。年明け初戦の川崎記念も快勝し連勝をさらに伸ばすと、ドバイWCで世界各国の強豪を破り、11年ヴィクトワールピサ以来(ダートでは初)となる日本馬の戴冠を果たした。今回は休み明けとはなるが、実績面からは負けられない相手だ。

ミトノオー(牡3、美浦・牧光二厩舎)

 これまで6戦4勝。大きく崩れたのは、距離不足や不利が大きかった昨年11月のオキザリス賞(11着)のみと、安定した成績を残す。今年5月の兵庫CSを6馬身差で圧勝すると、前走のJDDでも3着に健闘。残り200mで脚が上がった点から、1800mへの距離短縮は向くはず。次々に活躍馬が生まれ、勢いすさまじい3歳世代を代表する一頭。古馬との初対決になるが侮れない。

セキフウ(牡4、栗東・武幸四郎厩舎)

 2歳時に兵庫ジュニアGPを制した素質馬。その後は勝ち星こそ無かったが、国内外さまざまなレースで活躍を見せた。今夏は北海道に滞在し、6月の大沼Sでトップハンデを覆して2着に好走すると、続くマリーンSでも3着に健闘。エルムSでは上がり最速の強烈な決め手で直線一気に差し切り、実に1年半ぶりの白星を飾った。復活果たした勢いそのままに重賞連勝を狙う。

 そのほかにも、エルムSで5着に健闘した道営の雄シルトプレ(牡4、北海道・米川昇厩舎)、きょうだいにポタジェルージュバックがいる良血馬テンカハル(牡5、栗東・矢作芳人厩舎)などが出走を予定している。

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