Jpn2「第70回
日本テレビ盃」が27日、
船橋競馬場で行われた。単勝1・6倍の断然人気
ウシュバテソーロが4角過ぎで早めに先頭を奪って圧勝した。
ドバイの夜を彩った剛脚は船橋でも輝いた。早々と好位3番手インを奪い、4角手前で
ゴーサインが出ると、前を行く
ミトノオー、
スワーヴアラミスをひとのみ。後続の追い上げも寄せ付けず、小回り、距離不足と思われた1800メートルも克服。
東京大賞典→
川崎記念→
ドバイWCに続き、圧巻の重賞4連勝を決めた。
川田は「1800メートルの距離と
ミトノオーとの兼ね合いを考え、ポジションを決めました」と後方一気のイメージを覆す巧みなエスコート。「
ドバイWCを勝って、世界で一番上のクラスにいる馬ですので、負けてはいけないと思っていました」と愛馬を称えた。
これで胸を張って、ダート世界最高峰の一つである米G1ブ
リーダーズCクラシック(11月4日、米サンタ
アニタ、ダート2000メートル)へ。来月17日から美浦で出国検疫を受け、24日に出国予定。川田は「まだ日本馬が勝っていない
BCクラシックにチャレンジできるのをうれしく思います」と再び異国の地での大仕事を誓った。
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ウシュバテソーロ 父
オルフェーヴル 母ミルフィアタッチ(母の
父キングカメハメハ) 牡6歳 美浦・
高木登厩舎 馬主・了徳寺健二ホールディングス 生産者・北海道新ひだか町の千代田牧場 戦績30戦10勝(南関東3戦3勝) 総獲得賞金12億5766万4200円。
スポニチ