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スプリンターズS・G1」(10月1日、中山)
前走大敗からの反撃を狙う
ウインマーベルは27日、美浦Wで
スズノテレサ(4歳2勝クラス)と併せた。4馬身半追走した道中ではしっかり折り合い、迎えた直線は内から追われて1馬身半先着。6F86秒0-38秒9-12秒0と時計は平凡だったものの、前走時とは出来が違う。深山師は「追い切りで良く見せる馬ではないけど、力は出せる状態」と納得の表情だ。
前走のキーンランドCはしんがり16着。「スタートで挟まれたし、直前の雨の影響、中間の挫石で追い切りが1本足りず、力を出し切れなかった」と振り返る。3歳時の22年は2着と健闘した。「中山1200メートルは間違いなく条件がいい」と師。混戦からの強襲で再びファンを驚かせる。
〈調教診断〉美浦Wで行われた1週前追い切りは正直、パートナーに手応えで見劣り、今週も併せ馬で先着したものの、さほど目立つ動きではなかった。ただ、もともと追い切りで“映える”タイプではなく、この中間も十分に動けている。状態に関しては問題がないとみていい。
提供:デイリースポーツ