「姫山
菊花賞」(28日、園田)
開催5日目の11Rで行われ、1番人気の
ラッキードリームが道中4番手から抜け出して連覇を達成。重賞10勝目を挙げた。2着は7番人気の
エイシンビッグボスが3番手から先に仕掛けて粘り込み、3着には2番人気の
タイガーインディが逃げ残った。
ラッキードリームが2009、10年の
マルヨフェニックス以来、13年ぶり2頭目の連覇を成し遂げた。「前にいる馬はしっかり捕らえるので。あとは抜け出してから遊ばずに行けるか」と新子雅師。休養明けからの重賞連勝で能力の高さを再確認した。
スタートから最終4角まで
タイガーインディと
アイアムレジェンドがハナを争い、
ラッキードリームは4番手で仕掛けるタイミングを計った。「向正面で
エイシンビッグボスが先に動いたので、ひと呼吸置いた。いつも大きく勝たないが、きっちり勝つので安心」と
下原理。後ろから抜かれる心配をしたことはない。
次走はJBCクラシック(11月3日、大井)、
園田金盃(12月7日、園田)から選択する。今回の勝利で新子雅師は今年重賞11勝目。兵庫県競馬の年間最多記録を更新した。次の目標は船橋の川島正行調教師(引退)が保持する年間重賞14勝の
地方競馬最多記録。「レジェンドに肩を並べられるように」と管理する愛馬に期待を寄せる。
提供:デイリースポーツ